こんにちは。
おこまです。
おこまは元パソコンインストラクター。
そのため、ママ友からパソコンやプログラミングの相談を受けることがあります。
中でも圧倒的に多い質問がこちら。
「こどものパソコンはいつ購入したらいい?」
プログラミング教育やコロナ禍でのオンライン授業などを踏まえ、早め早めにこどもにパソコンを買い与えて慣れさせよう思っているようです。
焦らなくても今や学校で、一人一台のパソコン型タブレットが与えられるのでそこまで待ってもOK。
でも、もうちょっと早めに触らせたくて、まだ幼稚園や保育園じゃ早いかしら?
なんて相談を受けますが、全然早いなんてこともありません。
むしろ、タブレットやスマホを渡すぐらいなら、いっそのことパソコンを買い与えてしまってあげて欲しいぐらい!
今回は「幼児向けに本格的なパソコンはいらないが、おもちゃパソコンを侮ってはいけない」について。

おもちゃのパソコンで楽しさを知る

幼児のパソコンに不安を感じる?
幼児にパソコンを使わせるって、とっても心配なんですけど・・・
もちろん、親にしてみれば子供にパソコンを使わせるって心配ですよね。
心配ではあるけれど、パソコンはこれからの時代必須スキルとなるのが確実です。
一昔前~現在に至るまで、パソコンをあえて購入したり、習いに行ったりするのは、必要だから購入する&行く人がほとんどでした。
でも、これから先は違います。
実は、大学受験もパソコンでの受験への移行が整備されてきている今、パソコンが出来ないでは済まされない時代となってきました。
小学校の授業にプログラミング教育が取り入れられるようになり、親の目はどんどんパソコンへ向かって来ています。
一家に1台どころか、1人1台のパソコンの必要性が問われている中、こどものパソコン能力をどれだけ伸ばしてあげられるかは、やはりパソコン環境にかかってきています。
でも、幼児をパソコン教室に通わせようとしても幼児向けのパソコン教室なんてあんまり見たことないし、家で教えるといって保護者がパソコンに詳しくないというパターンもありますよね。
心配ありません!
幼児にはパソコンの「いろは」をびっちり知る必要はありません。
必要なのは、パソコンに慣れるということです。
タブレットじゃダメ
それなら手っ取り早くタブレットで慣れてもらおうかなぁ。
と思われた方もいると思いますが、申し訳ありませんがタブレットだけじゃダメです。
パソコンインストラクターの経験上、タブレットは使いやすくて幼児にも扱いやすい機器の一つではあります。
でも、パソコンじゃないんだよな~
パソコンは
- モニターがあって
- キーボードがあって
- マウスがあって
成り立っています。
この3つを使いこなしてはじめてパソコンの操作が可能になるのはいうまでもありません。
それに反してタブレットは、タブレット本体だけがあれば指先一つで操作完了。
確かに簡単で入り易い反面、感覚的にすべてが完了してしまうので、パソコンとはちょっと操作に違いが出てきます。
現役のころから今に至るまで、パソコン教室で画面をタッチする子供が実に多いこと多いこと。
タブレットとパソコンは別物だと考えておくのがとっても大事になります。
こどもにパソコンを買い与えようと思っているけど心配・不安。
じゃあとりあえず管理もしやすいタブレットにしておこうかな。
と思われているなら、ちょっと待ってほしいです。
おもちゃパソコンも進化
パソコンを幼児使わせる不安は、パソコンインストラクターであるおこまも同じです。
もし使わせるなら、操作中はほぼつきっきり。
そこまでやって果たして、なにか良い効果でもあるんでしょうか。
答えは、あります。
パソコンを見慣れていることはとっても重要。
画面はタッチではなく、マウスを使わなければならないこと。
日本語入力ではなく、ローマ字をキーボードを使って入力しなければならないこと。
基本コンセントをつないで使用すること。
起動ボタンを押して起動させること。
そんなことみんな知ってると思うけど?
いやいや、これが実は意外にみんなできないんです。
そうすると、ちゃんとしたパソコン買った方がいい?でも不安。
保護者としては色々考えてしまいますよね。
でも、幼児にパソコンを教えるといってもやることは一つだけなんです。
パソコンに慣れる。
これだけです。
複雑怪奇なパソコンの構造への理解や、エクセルやワードを使ったり、キーボードでローマ字入力をさせたりしなくていいんです。
だから、パソコンを与えるのではなく、幼児向けのおもちゃパソコンで充分。
昔のパソコンのおもちゃを思い出してはいけません。
最近の幼児向けのおもちゃパソコンは、大人顔負け。
マウスもキーボードも普通のパソコンと同じつくり。
なので、幼児向けおもちゃパソコンはパソコンに慣れるには充分大役を果たしてくれます。
変なサイトへ行ったり、設定を変えられちゃったりする心配もない。壊される不安もない。常にそばに居なくても大丈夫。
なにより、安い!
おもちゃパソコンの選び方

見た目もパソコンに近い形で作られているし、国語・算数・英語・音楽などの知育メニューも搭載されています。
辞書や図鑑の代わりになるものまであり、タブレットを与えるより断然幼児向けおもちゃパソコンの方がお値段も影響力もお得。
年齢に合わせて選べるので、お子さんの年齢に合わせて購入してもいいですね!
はじめてのときは
幼児向けの子供用おもちゃパソコンは、ノートパソコン型とタブレット型の2タイプがあります。
購入の目的は「パソコンに慣れること」です。
ぜひノートパソコン型のものを購入することをおすすめします。
3歳ぐらいのお子さんなら、ボタンを押すと音が出たり画面が変わったりするタイプがおすすめ。

アンパンマン マイクでうたえる♪ はじめてのパソコンだいすき
↑ このような、パカッと蓋が開いて、キーボードを押すと音楽が流れるようなものなどが多いです。
まだまだこの時期は指先を動かすことが上手ではないので、キーボードの操作やマウスの操作などは二の次。
パソコン風のおもちゃを通して、パソコンを触っている感覚を持ってもらえれば充分です。
アンパンマンシリーズやディズニーシリーズなど種類も豊富。
慣れてきたら知育教育になるものを
3~6歳ぐらいになると単純な造りのモノにはすぐ飽きてしまいますので、比較的長めに楽しめるものを選ぶといいです。
例えば

【Microsoft監修/ECC英語監修/ナゾトキは東大松丸式の松丸亮吾監修のアプリ搭載】スキルアップ タブレット パソコン Spica note ( スピカノート )
↑ のような英語の教材に特化したおもちゃパソコン。
ちなみにこの幼児向けのパソコン「スピカノート」は、マイクロソフトが監修していて、もはや一見すると普通のパソコンにしか見えません。
こどもに自分もパソコンを使って勉強をしているという自信を持ってもらうためにはもってこいのおもちゃパソコンです。
搭載されている内容も色々あって、こちらのように英語に特化したものや全教科が入っているもの、ゲームが入っているものなどがあります。
おもちゃの域を超えて来るのがこの年齢あたりの幼児向けパソコン。
本格的なパソコンタイプへ
6歳以上になると、普通のパソコンを使わせてもいい年齢です。
ものごとの良し悪しも自分で多少なり理解するようになるので、親と子で約束事を作ってお家にあるパソコンを使ってもいいです。
ただし、パソコンを使うとなったら、やはり親の目が必要。
こども自身で自由に使わせるには、まだまだ不安な時期でもあります。
そんなときは、幼児向けのパソコンがさらにバージョンアップしたものがおすすめ。
このくらいの年齢なら、ぜひマウスつきのものを購入してみて下さい。

マウスでバトル!! 恐竜図鑑パソコン
幼児向けの簡単なゲームや知育教育を通り越して、図鑑や ↑ こちらのタイプならプログラミングの学習もできるものもあります。
マウスをがちゃがちゃ触っても、めちゃくちゃキー打ちしても壊れません(笑)
通常のパソコンだと「あれダメ、これダメ」となってしまいますが「自由にさわりなさい」は、こどもにとっては至福の言葉です。
購入するときに、どんな機能が搭載されているかよく見て見て下さいね!
まずは慣れることを第一に~まとめ~

パソコンに慣れさせる初期段階として、こうした幼児向けおもちゃパソコンを利用するのはとってもいい体験になります。
ましてや自分専用のパソコンがあるなんて、パソコンに自信がつくこと間違いなし。
小学校低学年までにマウスの簡単な操作、キーボードに見慣れておく、たったこれだですが、それから先のパソコン操作の大きな手助けになってくれます。
値段も3,000~15,000円のものがほとんどなので、云十万するパソコンよりも与えやすいですし、タブレットよりもさらに安心して与えることができるます。
パソコンからタブレットには簡単に順応できますが、タブレットからパソコンへはなかなか難しい(インストラクター談)
早いうちからパソコンに慣れておいて損はないです。
タブレットを買おうかと思っているなら、おもちゃパソコン検討してみてくださいね!
