野菜を子供が嫌いな理由。子供にとって野菜は未知の食べ物!

こんにちは。

おこまです。

 

お子さん、野菜食べてくれますか?

 

どうしたら食べてくれるんだろうか。

お母さんとしては悩みどころですよね。

 

おこまのお家もそうだったんですが、とあることをきっかけに野菜を食べるようになりました。

こどもが野菜を嫌いなのには理由があるんです。

 

 

というわけで、「野菜はこどもにとって未確認物体」のおはなし。

おおばあちゃんの人参

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おこまは現在仕事の関係で、すこ~しばかり都会よりの生活をしています。

近場に田んぼも砂浜のある海もございません。

 

実家は海の近くの自然がたくさんある田舎町。

父方のおばあちゃん家は山間の田んぼと畑に囲まれた静かなところにあります。

 

わたしのおばあちゃんことおおばあちゃんは御年90歳を超えていますが、いまだ現役の農家。

おおばあちゃんの畑は季節ごとに色々な種類の野菜が植えられています。

 

日課は近くの田んぼと畑を見回りにいくこと。

きっかけは畑仕事

まだこどもが幼稚園にあがったころ、たまたまおおばあちゃんのお家に遊びにいった日のことです。

 

大人は話に花を咲かせますが、こどもにとってはただお菓子やジュースを飲むだけの退屈な時間。

見かねたおおばあちゃんがこどもたちを畑に誘ってくれました。

 

行ったのは人参畑。

 

ずら~っと並ぶ人参。

出荷するのでなく、個人的に栽培しているのでそれほど数は多くないんですが、こどもたちにとっては人参の山。

 

最初こそ泥だらけで虫食いで汚い人参で触りたくないと言っていましたが、やがて無我夢中で収穫。

 

収穫した人参はその日のうちにサラダにしました。

実は食べる直前まで土の中にいた人参は、火を通すとホクホクお芋のような甘さが出て来るんです。

 

それを知ったこども達は人参を奪い合うほど。 

 

人参取り合いなんて信じられない!

 

それからというもの人参は甘くておいしい。

と認識するようになり、スーパーのモノでもなんでも口に出来るように。

 

 

その日の夜の会話。

 

お母さん!人参ってチクチクした細い葉っぱがついてるんだね!

 

葉っぱがないと光合成出来ないしね・・・あはは・・・

 

これをきっかけに我が家の子供たちは野菜をたべるようになりました。

そもそも野菜がどんなものか知らないのが理由

そもそもこどもたちは、野菜がどんなものかよく知りません。

 

子供が野菜を嫌いになる理由は、これが一番大きい。

 

スーパーで売っている人参がそのまんま畑にいないことを大人はよく知っています。

 

でも、こどもにとっては本当の人参を知らなければ、スーパーで売っているピカピカの人参が人参なんです。

 

だからおおばあちゃんの人参をしっているおこまのこどもたちは

人参になぜ泥がついていないのか?

なぜ同じ大きさなのか?

と疑問に思ったようです。

 

もしかしたら人参は木で出来ていると思っている子もいるかもしれません。

大根はツルで出来ていると思っているかもしれません。

ほうれん草はその辺の道端に生えている草と思っているかもしれません。

 

だって、本当の姿を知らないんだから仕方ない。

 

知識のないこどもたちにとって野菜は未知の食べ物に違いないのです!

子供が野菜を嫌いな理由は、野菜をよく知らないから。 

 

確かに道端に生えている葉っぱは食べたくない。

 

こどものころの記憶

で、こどもたちは人参が好きだけど、そんな環境にがっつり染まっていたおこまがこどものころから好きなのはもち米。

 

コシヒカリとか普通の白米じゃないのがミソ。

 

これも、毎年恒例、年末のおおばあちゃんのおうちの餅つきがきっかけ。

 

お餅つきそれ自体もすごく楽しいし、お餅も大好きなんですが、そこじゃないんです!

 

お餅をつく前にマキで蒸したもち米を、おにぎりにして味噌をつけて食べると、白米の比じゃない。

 

これ通じる人いるかな?いるかな?

 

体験した人にしかわからない美味さ。

わかってくれた人、ありがとう!

 

お餅の形になって流通している昨今。

その前のもち米の蒸かしたてのおいしさをしらないなんて残念。

 

もし人生最後なにが食べたいかと今聞かれたら、迷うことなく蒸かしたもち米の味噌付おにぎり!と答えるでしょう(笑)

 

こどものころに記憶した味覚は、大人になっても残ります。

 

意外に大人になってから食べた料理って、味覚の記憶に残らないことが多い。

 

我が家の野菜嫌いは、おいしい人参を食べたことで大きく変化。

それ以来、人参は二人が大好きな野菜に。

 

多分大人になっても、あの始めた食べた人参の美味しさは忘れないんだろうな。

 

大人と子供の経験の衝撃度の違いですな。

 

未知の食べ物を知る~まとめ~

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野菜を食べさせる方法と聞かれたら、おこまは迷わず野菜の収穫に行かせよ!と答えます。

 

しかもなるべく小さいうちに行くのが一等おすすめ。

大人になればなるほど、衝撃度が小さくなる。

 

なんでもそうだと思うんですが、よくわからないものは口にしたくはないです(笑)

こどもって食べてもいないのに見た目で判断するから。

 

喰わず嫌いってやつですな。

 

果物のようにきれいな色をしていい香りがする食べ物ならまだしも、野菜ってしょせん苦い葉っぱですから。

野菜が嫌いな理由は、その野菜について知らないから。

まずは野菜がどんなもんかを知ってもらうのが一番いいと思います。

 

我が家のようにたった1回の人参収穫がきっかけで食べれるようになるかもしれません。

人参一つでも野菜が食べれるってすごいことです!

 

今でもごまかしごまかし野菜を食べさせていますが、以前よりは断然野菜を食べる。

かなりの進歩だ!

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www.rakutinnrabo.com

 

なんでこどもって野菜が嫌いなんだろう。

理由はなんだろう。

 

そう思っている保護者の皆様。

 

食べれるようになるかどうかはまずここかもしれません。