こんにちは。
おこまです。
おこまの母親は、買い物難民。
人知れぬ山奥に住んでるのかって?
いやいや、普通の地方のそれなりの町に住んでます。
でも、買い物難民。
これにはいろいろな条件が重なってしまってるんです。
というわけで、今回は「買い物難民は身近な存在!」のおはなし。


実はあなたも買い物難民??

買い物難民なんて、人知れぬ山奥に住んでるとか、孤島のような場所、もしくは過疎化でスーパーとかがないから、と想像します。
もちろん、そういう場合もあると思います。
でも、おこまの実家はそこにはちょっと当てはまらない。
山奥でも孤島でも、凄まじい過疎化(地方なので世間並みには)の影響でもありません。
実は、買い物難民にもいろんな種類がある。
おこまの実家のことと合わせてまとめてみました。
そもそもお店がない
そもそも、自分のお家の近所に買い物するところがない。
過疎化の影響で、どんどんお店が辞めてしまっているところたくさんあります。
おこまの実家も、世間一般的に過疎化が進行していますので、やっぱり昔に比べたらスーパーや小売店は激減。
なので、やっぱり買い物をするとなると
どこのお店まで買い物に行けばいいのかしら・・・
と、買う内容によっては遠くのお店まで足を運ばなければなりません。
実は、おこまの今現在住んでいるところもこれに当てはまります。
ある意味、おこまも買い物難民ともいえる。
店舗が大型化して郊外に建てられるようになり、近所にあるのはコンビニくらい。
ドラッグストアや飲食店は、駅の近くなのでたくさんあるんですが、生鮮食品を扱うスーパーは、ちょっと車を出さないとない。
ただ、おこまの場合は車もバスも電車も充実しているので、お店ないな~と悩む必要がありません。
なので、買い物難民と自覚することもありません。
大型店では無料の送迎バスとかも充実してるしね!
移動手段がない
身近にお店が無くても、移動手段があれば買い物難民と実感することはほとんどない。
でも、実家の場合は違います。
電車、1時間に1本。
バス、朝晩のみで他1時間に1本。
自家用車、なし。
自転車、高齢のため廃棄。
タクシーも、運転手の高齢がすすみあんまりない。
移動手段まるでなし。
まだ、実家のこの状況はいいほうじゃないかな。
これよりももっと大変なところたくさんあると思います。
ただ、おこまの実家は自家用車と自転車もない田舎という最強ループに入っています。
しかも一人暮らし。
どんなに辺鄙なところでも、自分の車を持っていたり、自転車を持っていれば、それなりの移動距離がとれます。
おこまのお母さん、これ全部ない。
父は免許取得者だったのですが、すでに他界しているため、無免許だった母は昔からもっぱら自転車が移動手段。
しかも、その自転車も中学になるまで乗れなかったという生粋の運動音痴。
後期高齢者の通達がお国からあったとき
あたしゃ、自転車も危ないから乗るの辞める!
と、自ら宣言。
それからというもの、移動手段はほぼ徒歩。
いや、事故る心配とかないぶん、娘としてはいい決断だと思うんですけど、買い物とかどうすんの?って、話しなんでございます。
体が不自由
家のすぐそばのバス停までは、1分ほど。
といっても、本数は全然ない。
最寄りの駅までは、徒歩で15分ほど。
涼しい時期ならいいんですけど、夏場とか倒れるぞ!
幸いなことに、すこぶる健康体な母なんですが、さすがに後期高齢者というくくり。
夏のこの酷暑の中、歩いて買物行って倒れたらどうしましょう。
しかも、夏場に生もの買って帰って来るとか、食中毒の危険増大!
これから、足腰が痛くなって来たり、視力が衰えたりしたらどうすんの?
うちの超健康体母ですら心配になるのに、実際に体の具合が悪いお父さんお母さんがいたら、さすがに心配になります!
昔バリバリ働いていた頃、車でいろんな地方に出張することがあって、腰の曲がったおばあちゃんが重たい荷物を抱えて山道歩いているのをみていられず、思わず車に乗せてあげたこともある。
だって、おばあちゃん死んじゃうよ~~~!!!
娘として提案したこと

結婚当初こそ、実家に旦那さんと住んでいた(いわゆるサザエさんのお家みたいなね)ので、そこまで不便さを感じることはなかったようです。
でも、主人の仕事の関係で都市出向。
なので、実家を出るとき母に提案しました。
生協を利用して!
お母さん、生協に入ってください。
最初は、生協で買うものなんてほとんどないよ。
なんて言ってました。
確かに、ちょっと足をのばして歩けばスーパーもあるし、買えない事もない。
生粋の海育ちの母は
魚とお米さえあれば生きていけるわ!
とよくいいます。
ちなみに、実家近所は魚屋さんだけは不思議と残っている。
たしかに実家のお魚おいしいんだわ。

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ええ、そうなんですけど、生きていくってそれだけじゃないよね・・・
トイレットペーパーとか、洋服とか、洗剤とかさ。
そんな重たいものを持って、何時間もかけて買物行くの大変だよ。
娘の心配を減らすために、強制加入させました。
お友達紹介で強制入会です!!
もともと、わたしが生協の宅配「コープデリ」・「おうちコープ」
に入っていたので、配達のお兄さんに事情を話して簡単に登録完了。

恒例の親でも生協は簡単~まとめ~

それが10年ほど前。
で、現在の母。
生協では重たいもの、生ものなんかを注文してるわ。
ときどき体も動かさないといけないから、靴1足とか食べたいお菓子があればバスにのってお出かけしてる。
だそうな。
って、しっかり使い分けできてるじゃ~ん・・・
最初はしぶしぶ入ったものの、生協をばっちり使分けている母なのでした。
おこまとは、また違った生協活用術。

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テレビなんかで買い物難民だ!って、よく地方の過疎化の進んだ町の話しをしていますが、妊婦さんや小さな子がいるお家だって、ある意味これに近い。
高層マンションに住んでいる高齢の方なんかも、重たい荷物を持って上がるの大変。
買い物難民っていうけど、意外に身近にそういった条件を持っている人ってたくさんいるんです。
そんな母もその一人。
そしておこまも、一歩間違えればそれに入る人。
別に生協じゃなくてもいいと思います。
例えばネットスーパーなんかもあるし、そういった手段をフル活用する。
でも、実家の母のように使わないから~わからないから~と、やらない人もたくさんいると思います。
いろんな手段があること、こうやって使うんだよ、っていうこと、実家のお父さんやお母さんに教えてあげるのも、離れて暮らす娘の役目かな。
と、思う今日この頃でした!
いやでも、全国区で網羅してくれている生協さんはホントすごいと思います。
